Q:何歳くらいから始めたらよいのでしょうか?

A年長プラスマイナス1年を目安にしています。個人レッスンのため、ピアノの前にじっと座っていられるか、先生の話を聞くことが出来るかなど、ある程度の集中力が必要です。また、ピアノの習得にはご家庭での練習が欠かせません。宿題を理解できるよう、ひらがなカタカナ、1~5までの数字が読める程度になってから、体験レッスンにお越しください。個人差もありますので、保護者の方が安心してレッスンに通わせられるようになってからがよいと思います。 

  よく4歳からがよいのではという考えがありますが、思考的、精神的、身体的にもまだ早いのでは?と思うことが多々あります。年齢が幼いと、ドレミの順があることも理解できないことがあります。また理解できてもまだ指が弱く手も柔らかいので、指を動かすこともままならず、重いピアノの鍵盤を押すには負担がかかります。

   ピアノを弾く以前に、歌ったりリズムで遊んだり、(大手教室などで)他のお子さんと協調性を高めながら楽しむことをお薦めしております。それでも早く音楽に触れさせたいのであれば、ご自宅で日々さまざまな音楽を聴かせて刺激を与えるだけでも、子供の感性を充分高められると思います。

  

 

Q :小学生中学生からでは遅いでしょうか?

A 問題ありません。

       学校の勉強も進み理解力もありますので、幼稚園から小学校はじめくらいのブランクを埋め、追いつくことは、それほど難しくないと考えています。 

 

 

Q:全く楽譜が読めないのですが大丈夫ですか?

A読み方さえ覚えれば決して難しくありません。

   最初は時間がかかるかもしれませんが、「楽譜を見てすぐに弾けるレベルの曲を数多くやる」ことを繰り返し練習し、少しずつトレーニングすることで読譜力が徐々にアップします。

 

 

Q :ピアノを再開したい大人です。どのレベルから始めたらよいですか?

A :趣味の大人の方はご自分に合ったレベルからお好きな曲を弾かれたらよいと思います。

       ただ皆様が目標とされる憧れの楽曲は基礎力がものを言います。「難曲に取り組んでみたが譜読みが進まず途中で断念しピアノが続かなかった」「難曲を無理矢理弾いて腕を痛めてしまった」というのはピアノあるあるです。

    

 

Q:電子ピアノでも上達できますか?

A電子ピアノでも結構ですが、出来ることならピアノをご用意下さい。

   最近は、住宅事情などで電子ピアノをお使いの方が沢山いらっしゃるようです。

   電子ピアノは、音色の変化などもつけられるようになり、ピアノに近い表現が出来るものもあるようです。ビギナーの方や趣味で楽しみたい方は、充分楽しめるかと思います。

   しかしながら「電子ピアノ」と「ピアノ」は音の出る仕組みが異なるため別の楽器です。指を伝わってくる感覚が違うという些細な指先の感覚を身につけることが、楽器の練習には重要なのです。電子ピアノで練習したら電子ピアノ演奏が上達する、ということです。 

  当レッスン室でも、最初電子ピアノを買い、1年後にアップライトピアノを買い、上達してコンクールなどを受け始めたため、3年後にグランドピアノを買った生徒さんがおられます。 もし「将来ピアノを買うかもしれない」と思っていらっしゃるなら、最初からピアノを購入されることをお奨めします。

  

  

Q:音大・音高を受けたいのですが、いつから準備すればよいでしょうか?

A受験準備は早いほうが良いでしょう。小・中学校からの準備が理想的です。

      目標の学校 にもよりますが、目標に向かって努力することが大切です。ご本人の努力とご家族の協力、そして指導者の力につきます。

      当レッスン室で専門的に勉強してきた生徒さんは全員、音高・音大に目標達成することができました。